必死になったらインターバル

人生のメインテーマは生きるという事であるかと思います。


メインテーマがヨガになってしまったならば、インターバルするか、重症の場合は足を洗った方がいいのかもしれません。

マインドが安定する事が目的であり、一点に集中してしまって、偏ってしまう事はあまり良くないのかなと思うのであります。

何事もバランスが大事なのでしょう。

下記に二つ以上○が付く場合は危険度高めです。

1、ヨガの練習によって髪の毛がずっとボサボサ


2、ガッツリ肉で育ったのにいきなりビーガンになろうと決意した事がある


3、ものすごく寒い冬なのに、スムージを作って飲んでいる


4、週7日の内レギンスじゃない日がない


5、あぐらをかいて長時間座った後、立ち上がるときに膝が痛む


6、マクロビがいいと聞いて、玄米を15時間以上水にさらしていない状態で炊いて食べる事がある


7、アーユールヴェーダがいいと聞いてから、オイルで体をギトギトにした経験がある  もしくは薬を一切飲まなくなった事がある


8、家族との約束よりもヨガをする時間の割合が五割以上になってしまった月が三月以上ある


9、必要以上にヨガを勧めた事がある


10、どこかのレッスンにいった時、痛みがある事をヨガの先生に相談したら、その痛みはあなたの感情から来ていると言われ、悩んだ事がある、もしくは前世の仕業と言われ、深く信じた事がある


11、朝の早い時間にマントラを唱えていたら、家族に心配された事がある(あまりに突然の場合)


12、家族(子供や配偶者)を置き去りにしてインドに旅に出た事がある。もしくは強くそうしようか悩んでいる


13、とりあえず、スワミなんたらとついたインドの人の言ってる事なら、間違い無いだろうと思ったことがある


14、どのかのレッスンに行った時、胸と股関節が閉じていると言われ、そこから過剰に開く様に努めている


家族をおろそにしてしまう、あるいはマインドが現実からはるか離れてしまう、慢性的な痛みを持ち続けてしまったり、時代についていけなくなっては、メインテーマの生きるという事から逸れていってしまいかねますのでご注意ください。


いつの日かのブログでも書きましたが、ヨガをする事で一時的にポジティブになり胸を開きたいのではなく、ヨガをする事で賢くなり、地に足をつけたいなと思うのであります。


グルジ(師匠)のいう事を聞いたとしても、人の言う事を聞き分けできなければ、時に正しくない情報でも信じてしまいます。

ヴィンヤサヨガは特に、時に自分自身を傷つけてしまうナイフにもなり、強く磨きすぎれば歯茎を痛めてしまう歯ブラシともなりえるのでしょう。


ですが、偏らず、安全に、地に足をつけて行えば、ただポーズをとるだけでは味わえない様な、気の巡りを感じる事ができます。目が醒めます。幸福を味わえます。強くなります。


何事もそうなのでしょうが、没頭しても、歯を食いしばって必死にならず、リラックスしながら、それをする事により、生きるというメインイベントを後押ししてもらって、中道を歩んで行こうと、そんなふうに考える今日この頃であります。

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生きる=ここでは意識のある状態を生きるとさせていただきます。外の空気をおいしいと感じたり、一歩一歩、歩けている事に感謝できたり、家族との愛情を噛み締めたり、色々あるのでしょう。目が醒めていて、呼吸が安定していて、問題に立ち向かえる。先を恐れない今を生きる。しっかりと冷静に周りを見渡せる状態のことなのでしょう。

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