そんな事なら亀よりウサギ

もしもし亀よ亀さんよ〜

こないだ子供が外で歌っていました。

ストーリーをおさらいしますとこんな具合です。

ウサギ→なんてノロいんだと亀をバカにする

亀→怒ってウサギにかけっこを申し出る

ウサギ→亀との差をつけて、レース途中で余裕綽々で昼寝しだす

亀→ウサギが寝てる間に、ゴールに到着する

ウサギ→起きて目にしたのは、ゴールで大喜びしている亀の姿

教訓は下記です。
過信（自信過剰）して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進むことで、最終的に大きな成果を得ることができる。
（WIKIより）

なるほど。

まあ、ウサギですが、自信過剰ではなく本当に足が亀より早いのでしょう。亀をバカにしたのと、寝たのは失敗です。

亀は遅いにもかかわらず、ウサギに勝負を申し出ています。亀の方が自信過剰なのでしょう。ウサギが寝るとわかってて勝負を申し出たのなら、ちょっと怖いです。レースとか抜きにして、ゴールまで行ったのは忍耐です。このストーリでは執念に近い気もしますが・・・。勝負を申し出る前に、ゆっくり歩く事の素晴らしさを強みにしていただきたかったです。

ウサギの様に、思い上がりの中、敗北して、頭をうった者の方が、その経験をしない者よりも人情味があるのではないかと思うのであります。

きっとウサギはレースの後、この経験を介し、以前よりもより情け深く、謙虚になったのではないでしょうか。

そう願いたい。そうなれば、足も早いですし、最強です。

亀さんには、是非ヨガをお勧めしたいです。ゴールしたのが忍耐ならまだしも、執念の場合は来世に持ち越しそうですので、そうなれば、ゴールできたとかそんな問題以前の事になります。

こんな言葉があるそうです。
『苦しみを味わった者ほど情け深い』

まあそういう事ならば、どちらかというとウサギでありたい。

道端のお子ちゃまの鼻歌から、そんなふうに思う今日この頃でありました。