手には手をスピリットにはスピリットを

ヨガを初めてから、すっかり人間の体に魅了されてしまいました。ちょっと変かもしれませんが、人体模型を見ていつも圧倒されます。


骨格は重力に耐えれるようアーチ状になっており、肋骨の下に臓器が配置され、筋肉が骨をサポートする様に覆います。指先から足先までとても緻密な構造になっています。


その上、色んな感情を抱き、それを介して考え、行動できるなんて・・・


なんとも・・・素晴らしい。

この視点からだと、神は確かに存在するのではないかとさえ思ってしまいます。


こんなに素晴らしい自然の創造物が、この地球で困難なく呼吸できているにもかかわらず、

私たちはどうして、気づかぬ間に物事をややこしくし、書類にハンコをつく様な人生を歩んでしまう事があるのでしょうか?


世の中が便利になればなるほどにです。
なぜお金がたくさんある国の、人の幸福度が下がりつつあるのでしょう?


人同士の信頼度に関わりがあるのではないのかと思うのであります。


古臭いかもしれませんが、人間味を失ってまで、何かを手に入れても、それは幸福とはほど遠いのでしょう。

歩くゾンビ(ウォーキングデッド)にならない為に、精神に意識を置く練習を常にすることは効果があるのではと思います。


私ですが、人より歩みが遅いのかもしれません。
ヨガを初めてからかれこれ14年15年ほど経ちましたが、いろんな事を思い、実践を重ね、

恥ずかしい話かもしれませんが、最近やっと少しヨガがわかってきました。

これからが始まりなのでしょう。
『やっと最近分かったってどうゆう事?!』となるかと思いますが、レッスンはいつも私なりに真剣に取り組んできましたのでご安心いただけましたらと思います。


こんな、”今からが始まりな私”なくせに、厚かましいお願いなのですが、私のスピリットを信頼していただきたいなと思います。


今年に入ってから何かが変わろうとしているのだと、血液で感じております。何か分かりませんが、私の中のスピリットがその様に燃え盛っているのであります。これらのことに関しまして、科学的根拠はありません(笑)


さて、ヨガの実践に関しては、私なりに、本物だなと思う先生の著書で学びを深め、信頼できるヨガ経験者から身近にアドバイスをもらったりしながら実践をしております。

出来るだけ自身の体、心を使って感じ取り、聞いたことを口から出す様な、プロトコルじみたレッスンはしない様、自分の経験をもとに皆さんと関わりたいといつも思っていますので、その”気”と、思いが伝わっていればいいなと思うのであります。

ナマステという言葉には、あなたの内側に(私の内側にある同じ)神、光を見ました。そしてそれに敬意を払います。という意味が込められています。

人と人、心と心、魂と魂の関わり方を忘れずに、関わった人の中に宿るスピリットを感じて接したいなと、強く強く、そんなふうに思う今日この頃でありました。