メガネみたいなもん

みなさんにとってのヨガとはなんでしょうか?


昔の人と違って、今の時代の人は体をあまり動かしませんし、

一つ何か定期的に継続して、体を動かす事をしたいという事ででやるのが一番多いのでしょうか?


今はヨガが流行りみたいになっていますし、

ヨガという事自体がなんだか昔とは違うイメージになっています。


あーあの綺麗な人がやるやつね、みたいな


でもほんとにヨガをやろうと決めると、どんどんとやつれていきますね。

これは私の経験ですが、一定期間絶対にやつれていく時期があります。


私の場合は、ヨガをする前の方が断然綺麗でした。


髪はボサボサ

ポーズを練習するのに髪が邪魔で、ポーズによっては引っかかってちぎれてしまう

坊主にしたいと思ってしまう怖い時期がある


朝早く起きすぎてシワが増える


次の日の朝練が命なので、どうにか体を軽くしたいと食事を抜いてしまう


肉を食べなくなって貧血(入院してる人もいましたね泣)


バックベンドの練習が厳しすぎて背中が痛いので顔が怖くなっていく

(鎖骨折れてる人いましたね、、肋骨折れてる人いましたね泣)


いつも体のどこかを指圧している

誰かと会ってる時も指圧してしまう


よって所作が指圧の人になる


化粧をしなくなる

やっぱりちょっとお化粧したら綺麗ですね


気付いたらレギンスしか履いてない

服もどうでも良くなりセンスが悪くなる


もっとあります。


ヨガは何と考えた時、今の時代は、ストレッチくらいなのでしょう。

そのくらいの方がいいのかもしれません。


やればやるほど難しくなりますし、奥深い

考えなくてよかった事を考えてしまう事もあります。


ヨガはメガネみたいなのだと思います。


今まで掠れて見えていたのが、見える様になる感じです。


時にメガネをかけない方が幸せな場合もあります。


ですが見える事でいろんな気づきがあり、得た事のない幸福感を味わえます。

見える事でいろんな感情に出会って、不幸にもなりえます。


ヨガはナイフと一緒なのでしょう。

美味しい料理を振る舞う事が出来れば、怪我をする事もあります。


必死になってはいけない様な気がします。

リラックスして、冷静に観る心の状態を保つことが必要なのだと思います。


ヨガに出会う事で胸が開いてポジティブになるというよりも、

ヨガに出会う事で地に足がついて、賢くなりたいのであります。


こんな言葉があるそうです。


『楽観的な者は上を見て歩き足を滑らす。

悲観的な者は下を見て歩き頭を打つ。

現実的な者は真っ直ぐ前を見て歩く』


いろんな事が見え出した時こそ、肩の力を抜こうと、そんな風に考える今日この頃であります。